陶氏診療院

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ワクチン注射の有無
カテゴリー 生活の知恵
今日(9日)、中国にいる両親と妻から、中国で新型コロナウイルスワクチンを一回目注射した写真を送ってきました。

日本も毎日各地のワクチン注射のニュースだらけで、肝心な感染症予防対策の進展がないままで、東京五輪を迎えに来ます。大変心配です。

患者や友人の問い合わせも多くなり、ワクチンを注射するかどうか?

私の答えは、私は感染症予防をしっかりしており、自分の免疫力をしっかり保ているから、強制では無ければ、注射は受けないです。年寄りは、持病はなければ、してもいいでしょう。元気な中年、青年、少年はお勧めしませんでした。子供は禁止でしょう。

理由は簡単です。今日本に注射したワクチンはmRNAワクチンです。今回はあくまでアメリカでは「緊急使用許可(EUA)」であり、日本の場合「特例承認」という位置づけです。普通のワクチンの安全性は数年かかり、そのため、今のワクチンが医学的に安全とは言えないです。
世界初mRNAワクチン、医学的に心配することが多いから、数年臨床検証しない限り、結論が出ないでしょう。そのため、本当に新型コロナウイルス感染リスクが高い、重症化しやすい方には、緊急措置として、ワクチンを受ける考えをしてもいいでしょう。それ以外の方は、必要ないでしょう。

理由のもう一つは、今回のワクチンが感染予防ではなく、重症化や発症に対しての効果で、感染防止と関係ないから、ワクチンのリスクから考えると、新型コロナウイルス感染リスクより高い可能性があれば、受けない方が賢明でしょう。

中国のワクチンは、mRNAワクチンではなく、従来不活化ワクチンです。今までのインフルエンザワクチンと同じタイプで、十分の臨床検証があるから、安全性が確認されていました。もし、ワクチンを受けるなら、中国産の不活化ワクチンを選ぶでしょう。

大変な選択の前、しっかり勉強と利害関係を整理して、選びましょう。
2021-06-10