陶氏診療院

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末期胃がんと前兆
カテゴリー 生活の知恵
3月1日、胃痛と食欲不振で、病院で検査した札幌在住の65歳女性、翌日入院検査して、胃がん・多発性肝転移、リンパ節転移と診断されました。

なぜ、早く発見ができなかったのでしょうか。胃腸の症状は、普通の慢性疾患として、日常生活で見落とされることが多いでしょう。患者が、食欲不振で、三週間二キロ体重も下がりました。それでも、食べないから、体重が減ることは、当然と思って、身体の信号を逃しました。

検査の結果は、胃幽門部小弯に進行がんと認め、幽門論狭窄による通過障害があり、胃内には食物残渣が多量に残り、食欲不振になりました。生検の結果は腺癌でした。

病気の治療より、予防と早期発見は健康のキーワードでしょう。どうすれば、予防と早期発見ができるかは、教育とチェックが重要でしょう。

健康は、毎日の大きな便り(大便)、小さな便り(小便)、体温や血圧、体重の変化と朝目覚めた時の気分が大事でしょう。将来は、いろいろな健康チェックする電気製品が普及すると思うけど、今のところ、血圧計、体温計、体重計でも、自分の身体のチェックができます。
身体の前兆、なんとなく、教えてきたはずです。手遅れにならないためにも、健康意識を向上するのが大事でしょう。
2021-03-07