陶氏診療院

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生命の悪循環は「欲」?
カテゴリー 生活の知恵
人類の進化は700万年と言われ、そのうち、はっきりした記録が残されているのは、100万年ぐらいだろうか。地球は10万年周期で温暖と寒冷を繰り返していているが、それは人類の進化にどのような影響を与えているのか?

はっきり分かるのは、近代工業革命により、生命の悪循環を感じる事。工業革命とそれに伴う資本主義の発展で、人々は「資本」に対しての欲がどんどん増え、それは日用生活品から、日々の食事にまで手が伸びてきた。好きな時に、好きなものを、好きな量だけ、手に入れたい者は、自然の法則を無視し、「知識」を「悪用」した。

虫は農作物に「害」があるが、同時に、受粉と言う良い面もあるのを無視して殺虫剤を使い、蜜蜂にまで害を及ぼした。受粉は化学用品(環境ホルモン)に代えられ、農作物は、本来の味が足りなくなった。そのような農業の人類への影響の研究があるだろうか。

大量生産するため、化学肥料を当たり前に使い、それによって土の環境が壊れ、岩盤のようになった農地は、微生物のバランスが乱れ、窒素の生態循環ができなくなり、窒素は活性酸素の形で、人々の身体を酸化させ、病気と老化を促進した。化学肥料で作られた野菜の栄養素も減り続けました。

人の「欲」が間違った方向へ行くほど、生命本来の命の伝承、繁殖は、、植物(雑草?)、昆虫が地球の生命のリストから消えていき、そして動物、最後には人も早く絶滅に至るのも生命の悪循環で、根本的な原因は「欲」であろう。生命以上に必要な「欲」はあるのだろうか。
地球上の生命に、持続可能な視点で、人々の生活と行動も、再認識するべきでしょう。まず、自分の健康から考えましょう。
2020-09-21