陶氏診療院

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世界の主食
カテゴリー 生活の知恵
世界風土と習慣により、主食が違います。一般的に主食はイネ科の穀類(米、小麦、大麦、トウモロコシ等)と芋類(ジャガイモ・タロイモ・ヤムイモ・サツマイモ・キャッサバ等、豆類(大豆等)、果実類(プランテン、パンノキ))にあります。四大主食と言ったら、米、麦、ジャガイモ、トウモロコシでしょう。

四大の主食を比べて、使用の範囲と特徴を見てみましょう。

一番使っているのは米でしょう。人口密集するアジアが米文化の歴史があります。米と他の主食作物が、何か違います。

生産農家さんから見ると、連作障害があるかないか、米と他の主食農作物の使用量の違いでしょう。

米以外、他の主食としての農産物、みんな連作障害があります。

連作(れんさく)とは、同一の土地で同一の作物を何度も繰り返し栽培することです。毎年度播種又は定植を行う草本性作物についてのことを言う場合が多いが、連作に起因する何らかの理由(主として土壌に関係する理由)により、次第に生育不良となっていく現象を、連作障害(れんさくしょうがい)といいます。

簡単に言うと、同じ栄養が土から取られると、土から次の農産物に提供するものが少なくなり、成長に障害を起こします。では、米がなぜ連作障害がないかと言うと、水と深い関係があります。米作るとき、水田と言う段階があります。水の力で、栄養バランス、土の力復帰もできるではないでしょうか。それは自然の摂理で、先祖が見つけた人類の最善食料です。それを守るため、勝手な化学肥料や農薬を使うと、自然農業の摂理が崩れ、いつか米も連作障害が出たら、人類の食料問題、戦争が起こりえるでしょう。
2013-12-15