陶氏診療院

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「食事道と日本の米文化」
カテゴリー 講演会
3月6日朝6:30、札幌倫理法人会第1419回経営者モーニングセミナーは、講師に北海道議会議員、(株)コーケン代表取締役社長、日設工業(株)代表取締役社長、(株) 玄米酵素顧問、一般財団法人「食と健康財団」代表理事、副理事長、社会福祉法人子鳩保育園理事、道見重信氏をお迎えして、テーマ「食事道と日本の米文化」にてご講話いただきました。

日本民族の文化、主食の米文化と言います。江戸時代、日本人が年間米の消費量が一人当たり150kg、玄米を中心とする食事、味噌汁と少しの野菜で、強い身体を作りました。米の生産、確保は日本民族の要でした。米を作るため、水田、田んぼが必要です。平らな農地、十分な水が欠かせないです。しかし、火山国の日本、平らな農地と十分な水を確保するため、知恵と努力と命を注ぎ、日本の基礎をつくりました。

1660年(万治3年)作った農業用水路、昭和43年に新しく作り直して、300年以上も使い続けました。岩山から、水を確保するため、450万本の杉と檜の木を植え、川まで出来ました。山地に段々畑を作り、素晴らしい石積みの技術も今まで残っています。米の文化は水の文化、木の文化、石の文化と言う、道見先生の話でした。

伊勢神宮は米をまつる神宮で、神宮神田があります。その田んぼで取れた稲が外宮・内宮にまつります。日本は米の国で、米を食べないと、日本民族が滅ぶ危機を感じます。正しい食事道、米(玄米)をしっかり食べ、良く噛んで唾液を出して、酵素のかたまり唾液が健康を作ります。

確かに近代40年間、米の消費量が半減、糖尿病の発症率は400倍増えました。このままの減反政策は、日本の未来をつぶす危険があります。日本人がしっかり主食を直しましょうと道見先生が一人の日本人として、皆さんに呼びかけました。
2014-03-06