陶氏診療院

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疾病医学と健康医学
カテゴリー 中国医学
中国の経済発展により、中国のことは世界に良く知られていました。中国らしいものと言ったら、中国医学です。中国医学は何ですかと聞かれ、それは今の西洋医学を対照して、説明すると分かりやすいでしょう。

西洋医学では疾病医学として、検査の手段や精度の上がることで、たくさんの謎が解けました。しかし、病気のメカニズムの新しい発見や治療薬の開発により、西洋医学の進化があるように見えました。しかし、最後の結果、治療の効果はビッグデータの統計的に見るとあまり上がらないことは、かなりがっかりする人が多いです。

現代病気は五万以上と言われ、それを対応する薬も数えきれないほど多かったです。薬が多いほど、効かないことが分かります。

それを対照的に、中国医学は健康医学として、まず健康を中心するの学問です。もちろん、病気の治療もあるけど、もともと多く語るのは健康についての論述でしょう。中国医学では唯物論と弁証法の集大成で、人類の生命の規則、構造、生理機能、疾病の発生と治療と予防について論述した、ただの医学より、社会性、哲学要素も含め、内容は膨大でした。

健康のための中国医学では、目標と目的も健康であることで、疾病についても健康に戻る、健康を作ることで、様々な症状が健康につれ去って行きました。疾病は健康が戻ると同時に消えて行きます。病気に治療は健康に戻るのおまけに付けたものでしょう。

古代の先人たちは、高い感性と素直な心で、人間のすべてを知り尽くした内容を「黄帝内経」に記録され、2000年以上中国と東南アジア中心する地域の人達に健康に役に立ちます。

西洋医学は現在壁にぶつかる時代に、もう一度先人の知恵を習って、疾病医学から健康医学へ戻りましょう。
2017-06-19