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統合医療と代替医療
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代替医療(だいたいいりょう、英: alternative medicine)とは、「通常医療の代わりに用いられる医療」という意味が込められた用語である。代替医療は「補完医療」、「相補医療」とも呼ばれる。Medicineは医療とも医学とも訳されることがあるので「代替医学」とも呼ばれる。その一方で、補完医療(ほかんいりょう、complementary medicine)とは「通常医療や代替医療に取って代わるものではなく補完する医療」という意味が込められた用語である。米国でも日本でも学会等正式の場では代替医療と補完医療を総称して「補完代替医療」(Complementary and Alternative Medicine: CAM) の名称が使われることが多い。

通常医療と補完代替医療の2つを統合した医療は「統合医療」と呼ばれる。もともとは欧米から発信されている用語であり、欧米での医療の歴史が反映している概念である。

アメリカ国立衛生研究所 (NIH) に属する国立補完代替医療センター (NCCAM) は以下のように分類している:代替医学システム、心身医療的システム(瞑想法や芸術療法など)、生物学的治療法 、手技療法や身体を介する方法(カイロプラティックや温熱療法など)、エネルギー療法です。(Wikipediaにより)

通常医療の定義がはっきりしないけど、日本の場合は現在西洋医療と言うでしょう。

代替医療は西洋医療以外の全ての医療のことを言います。しかし、日本では、古代古くから中国から伝えてきた中国医学があり、日本に定着して、漢方医学になり、歴史から見ると、西洋医療、または欧米から言う代替医療より先に存在する医療で、今は主流医療ではないけど、西洋医学が主流になる前、漢方医学では通常医療になっている時代が長かったです。

そのため、新しい西洋医療、代替医療のほかに、古い医療の漢方医療を代替医療に含めるより、独立させ並べて説明したほうがいいと思います。統合医療とは、古い漢方医療(東洋医療・伝統医療)と新しい西洋医療、代替医療の統合のほうが人々が分かりやすいでしょう。
2013-10-04