陶氏診療院

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朝ドラが好きな理由
診療院の仕事を終えて、朝食の時間にちょうどNHKの朝ドラが放送されており、2012年4月2日放送開始の『梅ちゃん先生』から、『あまちゃん』『ごちそうさん』『マッサン』『あさが来た』『なつぞら』『エール』『おかえりモネ』『カムカムエヴリバディ』『ちむどんどん』『舞いあがれ!』『らんまん』『虎に翼』、そして現在放送中の『あんぱん』まで、すっかり大好きになりました。

特に印象深いのは、実在の人物や歴史を描いた作品です。

『梅ちゃん先生』、終戦後の下町を舞台に、命と向き合う女性医師の奮闘を描いた物語。

『マッサン』、数々の苦労を夫婦二人三脚で乗り越え、激動の時代に真っすぐに生き、本場にも認められる国産ウイスキーを造り上げた竹鶴政孝夫妻の物語。

『エール』、作曲家・古関裕而とその妻・金子の生涯をフィクションとして描いた作品。

『らんまん』、混乱の時代の渦中で、植物への情熱を一途に貫き通した槙野万太郎と、その妻・寿恵子の波乱万丈な生涯。

そして、『虎に翼』、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪寅子の実話に基づくストーリー。

さらには、『あんぱん』、アンパンマンを生み出した漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルとしたオリジナル作品などです。

私は、歴史や人物が成長し成功していく物語が大好きです。そのほか、俳優たちの若々しい姿も青春を思い起こさせ、元気をもらえます。中国には「時代造英雄(時代が英雄をつくる)」という言葉がありますが、英雄が生まれた背景を理解すると、その偉大さがいっそう実感できます。そして、自分も英雄にはなれなくても、少しでも社会に貢献できればと願いながら、毎日の朝ドラを楽しみにしています。

最近は海外出張が増えて困ることもありますが、幸いNHKプラスのおかげで、一週間以内なら見逃さずに済みます。ただ、一週間を過ぎてしまうと少し焦ることもあります。元気や勇気、清らかな気持ちを与えてくれるNHKの朝ドラに、心から感謝しています。
2025-09-14