陶氏診療院

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札幌市倫理法人会 キックオフ会と快気祝い
9月4日、北海道倫理法人会・令和8年度辞令交付式の前日に、札幌市倫理法人会のキックオフ会が札幌・三川屋会館で開催されました。役員や会員など16名が参加し、新年度への決意表明を行うとともに、村重会長の退院・快気祝いも行いました。

会長(70代)は、先月人生の二度目の血尿で緊急入院し、3回の手術を経てようやく止血に成功しました。原因は前立腺肥大で、その後の4回目の手術で前立腺を処置した際、腹部大動脈瘤が検査中に偶然発見されました。直径1㎝のはずの動脈が4㎝に拡張しており、破裂すれば命に関わる危険な状態であると指摘され、最終的にカテーテル治療によるステントグラフト内挿術(カテーテルで血管の中に人工血管を挿入し、動脈瘤を内側から補強する治療法)という高度な5回目の手術を受けました。幸い全身麻酔のもと痛みもなく、本人は「倫友によるエネルギー療法のおかげ」と語っています。

病気の原因には、高血圧・高脂血症、さらに喫煙や飲酒の習慣が指摘されました。入院中は禁煙・禁酒に成功しましたが、今後が正念場となるでしょう。

会の中では、私からタバコの害について少し助言をさせていただきました。私は、「もしどうしてもやめられないのであれば、紙巻きタバコより葉巻の方が害は少ないかもしれない」とお伝えしました。

健康や命に対する考え方は人それぞれであり、強制や命令ではなかなか改善は難しいものです。楽しい人生をどう描くかは本人が決めることで、周囲は助言者や支援者として寄り添うしかありません。しかし、目標が一致したときには共鳴が生まれ、確かな効果が現れるものです。

皆さまの健康を祈りつつ、私は9月15日に開催されるオンライン「全国市民公開未病セミナー」での15分プチ講演に全力で臨む準備を進めています。
2025-09-06