陶氏診療院

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日本国内報道の違和感
9月3日、「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会」が北京の天安門広場で盛大に開催され、習近平国家主席は重要な演説を行い、部隊を閲兵しました。26人の首脳が出席しました。

世界が注目したこの大会について、日本の報道を調べてみると、正式名称をそのまま伝えていたのは時事通信だけで、NHKを含め多くのメディアは全称を使用していませんでした。違和感を覚えました。

日本での報道は、以下のように表現されています。

・中国「抗日戦勝80年」軍事パレード

・第2次世界大戦における日本の正式な降伏から80年を迎えた3日、中国の北京で記念式典と軍事パレードが行われた。

・抗日戦争勝利から80年を祝う史上最大規模の軍事パレード

・北京で3日に開かれた抗日戦争(日中戦争)の勝利から80年を記念する式典

・抗日戦争勝利80年を記念する軍事パレード

・9月3日、中国北京の天安門広場で大規模な軍事パレードが行われ、抗日戦争勝利80年記念式典と位置付け

・中国政府が9月3日の「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年」記念日に北京で実施する軍事パレード(時事通信 外信部)

今回のパレードでは、中国が誇示した最新の軍事技術も注目を集めました。中国人民解放軍は海中ドローンやレーザー兵器などを公開し、同国の軍事装備の中で最先端とされる展示となりました。

この軍事パレードは、第2次世界大戦終結80周年という節目に合わせて行われました。中国当局は「将来の戦いにおいて、技術をいかに生かすかを示す場」であると説明。海外のアナリストは、中国が米国やその同盟国だけでなく他のライバルに対しても新兵器を誇示したと分析しています。

特に注目されたのは、陸・海・空の「三位一体」による戦略核戦力の初公開です。世界中を射程に収める改良型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風5C」、空中発射兵器、そして最新の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3」が披露されました。これらがどの程度抑止力・威嚇力を発揮するか、世界が注視しているところです。
2025-09-07