陶氏診療院

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共に創る「教育」の未来
2025年8月30日、札幌ユネスコ協会主催の講演会が札幌パークホテルで開催されました。講師は、市立札幌藻岩高等学校教諭であり、JICA海外協力隊OBの高木大作氏。「共に創る『教育』の未来」をテーマにご講演いただきました。

高木氏は、2022年3月から2024年3月までの2年間、カンボジアの高校で体育支援に従事されました。その後、かつて赴任した学校を再訪し、現地の最新の交流状況や教育の実情について報告してくださいました。
教育は平和のために欠かせないものですが、現在カンボジアとタイの間には戦争が起きており、現地の生徒たちがタイへの憎しみを抱く姿を前に、日本人教師としてどのように向き合うべきかの難しさを実感したと語られました。

純粋な子どもたちも、置かれる教育環境によって考え方や行動が大きく変わってしまいます。そのような中でも、高木氏は平和のための活動や交流を大切にし、協力隊終了後も日本での教育活動の傍ら、日本人とカンボジアの学生との交流を続けておられます。

40代の現役教師である高木氏の活動を通して、私たちはカンボジアの教育現場の一端を知ることができ、国際協力や未来の教育について深く考えさせられました。

今回の講演で紹介された現場の体験は、日本ではなかなか耳にできない貴重な情報ばかりで、大変学びの多いものでした。このような機会を通じて、日本人ももっと外の世界へ自ら足を運び、現実を見てほしいと感じます。閉鎖的になりがちな日本社会も、海外の現場を知れば知るほど心が開かれ、確かな平和への行動につながるでしょう。

ユネスコは現在もカンボジアをはじめ東南アジア諸国への教育支援を続けています。こうした活動が、いつの日か世界の平和へと結実することを願い、協会の皆さんも力を尽くしています。
2025-08-31