陶氏診療院

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敬老の日の祝い配布について
8月27日、札幌市北区幌北第10町内会の役員会が開かれ、先日の夏の町内交流会(無料焼肉会)の振り返りの後、今後の行事について確認を行いました。その中で特に話題となったのが、敬老の日の祝い配布でした。

札幌市の資料によると、北区の人口は288,144人、総世帯数は142,735、単位町内会数は310あり、1つの町内会あたり平均929.5人、460世帯に相当します。幌北第10町内会では、75歳以上の高齢者は183名おり、最高齢は男性92歳、女性98歳です。今年は15万円の予算でお祝い品を購入し、9月15日に対象者の皆さまへ配布する予定です。人数が多いため、配布作業はなかなか大変なものとなります。

敬老を大切にする社会は、文明度の高さの象徴でもあると思います。しかし一方で、日本は少子高齢化が進んでおり、このまま持続可能な仕組みとして成り立つのかという不安もあります。健全な社会を支えるには、まず一人ひとりの健康が基本です。福祉や各種サービスも重要ですが、それ以上に「予防医学」の普及が十分ではないことを強く感じます。

ちょうど9月15日には、未病学会東洋部会主催の市民公開未病セミナーが予定されており、そのチラシを皆さんに配布しました。しかし、あまり関心を示す方が少なく、健康への意識の低さを改めて実感しました。今後、敬老の日のお祝い配布も「お土産」だけに留まらず、健康意識を高める内容へと変えていくことが、より有意義なのではないでしょうか。
2025-08-28