陶氏診療院

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中日経済交流会
チャイナフェスティバル2025札幌の前夜祭として、「中日経済交流会」が札幌パークホテルで開催されました。札幌と姉妹都市締結45周年を迎える中国・瀋陽市の代表をはじめ、東京や北海道の経済界・政界、日中友好団体などから100名を超える方々が参加し、昨年を上回る盛況となりました。

開会にあたり、中華人民共和国駐札幌総領事 王根華総領事より挨拶があり、続いて中華人民共和国駐日本国大使館 公使 施泳様、在日中国企業協会 会長 王家驯様からご挨拶がありました。その後、三名のゲストによる講演が行われました。

まず、札幌市経済観光局 局長 坂井智則様が「札幌市の経済施策について~Next City Sapporo~」をテーマに、札幌の未来構想と魅力を紹介しました。
次に、住友商事北海道株式会社 取締役社長実行役員 金岡秀紀様が、北海道の優良企業アミノアップを紹介するとともに、住友商事北海道の取り組み事業について説明されました。
最後に、BYD AUTO JAPAN株式会社 社長 東福寺厚樹様が「BYDの最新動向と日本での取り組み」と題し、急成長を遂げたBYDの現状、技術革新、世界におけるNEV(新エネルギー車)産業の動向を詳しく解説しました。特にNEV普及率については、ノルウェーが92%で世界一、ヨーロッパでは9か国が30%を超えている一方、中国は48%で非ヨーロッパ地域の首位、続いてイスラエルが21%であることを紹介。日本は2.8%にとどまり、ベトナム、タイ、アメリカ、韓国、インドネシア、ブラジルなどを下回る現状にあることを指摘しました。
さらにBYDの「車づくりの哲学」として、環境保護(地球の温度を1℃下げる取り組み)と安心・安全を重視していることを強調。映像を交え、ガソリン車や他社EVと比較したバッテリー安全性、充電と給油の同等速度、2000kmの航続距離、振動回避技術などを披露し、中国の先進技術を力強くPRしました。非常に充実した中日経済交流会となりました。

交流会終了後は、ホテル1階のテラスルームにて「中国祭りレセプション」が催され、経済交流の延長として親睦がさらに深められました。

北海道中国会・北海道中国商工会からは、田義之会長、于洪志副会長、陶恵栄運営委員長、張相律副理事長、郭鳳英会員が参加しました。
2025-08-23