陶氏診療院

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掃雪と除雪
雪かきをすることは、日本語では「除雪」と言いますが、中国では「掃雪」と言います。まるで秋の落ち葉をほうきで掃除するような感覚で雪かきをします。

今年の日本は豪雪に見舞われ、普段雪が少ない地域でも記録的な降雪が観測されました。北海道の帯広では12時間で1.2mを超える雪が積もり、自宅から出られないほどで、日常生活にも影響が出ました。

一方で、例年雪が多い札幌の自宅では、今年は1月まで雪が少ない状況が続いていました。2月初めに少し雪が降りましたが、息子も協力してくれたおかげで、私にとって雪かきは大変ではありませんでした。2025年2月9日、北海道での最深積雪は倶知安(くっちゃん)で179cmに達しました。全国的にも寒波の影響で大雪の天気予報が出ていましたが、朝起きて診療院の前に出ると、除雪というより本当にほうきで掃くような「掃雪」になりました。

もちろん、毎年札幌では一定量の雪が降ります。今年少なかった分も、春までになんとなく降ってくるでしょう。しかし、地球のバランスを考えると、今回のように普段雪が少ない地域で多く降る分、札幌の雪は少なくなるかもしれません。札幌の雪が減ることを少し期待しています。

中国の海南島から来たお客さんは、吹雪を体験したいと言っていました。北国では不要に思われる吹雪ですが、観光客にとっては体験したいものでもあり、この発想や経験の違いから新たなビジネスが生まれるかもしれません。

今年の雪かきは、息子のおかげで今までで一番楽でした。
2025-02-13