陶氏診療院

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第40回記念 北海道ボランティアコンサート
昨年に引き続き、友人である桑原税理士の誘いを受け、10月6日(日)、札幌コンサートホールKitaraで開催された「第40回記念北海道ボランティアコンサート」を鑑賞しました。

このコンサートは、札幌市で活動している「999人の第九の会」が主催しており、毎年秋に「999人の第九」として開催されています。第1回目のコンサートは、1985年9月1日(日)に「ボランティア愛ランド北海道フェスティバル'85」の最終イベントとして、かつて存在した北海道中島体育センター別館(中島体育館)で行われました。1000人を超える合唱団が北海道各地から集まり、ベートーヴェン作曲の「歓喜の歌」を熱唱し、感動のひと時が生まれました。「999人」という名称は、残りの「1人」の存在を大切にし、全員で心を一つにするという思いが込められています。この精神がコンサートに現れ、深い感動を生み出したのです。

このコンサートでは、ベートーヴェンの「交響曲第九番」の演奏を通じて、地域の絆や仲間作りを促進し、ボランティア精神の普及と啓発を行うことを目的としています。また、道民の音楽への関心を高め、北海道の音楽文化の向上に寄与することも目指しています。

「人間は皆兄弟」というメッセージが込められたベートーヴェンの第九交響曲「歓喜に寄せて」の合唱を、見知らぬ者同士が手を取り合い、心を通わせて練習し、最後に一つの大きな声として歌い上げることは、まさにボランティア精神の具現化であり、人間愛と平和への願いを表しています。(第1回演奏会プロジェクトより)

当日は、第1部で第九のソリストによるオペラ・アリアが披露され、第2部ではベートーヴェン作曲「交響曲第9番 ニ短調 作品125(合唱付き)」が演奏されました。道内外から集まった13歳から90歳までの会員280名による大合唱は、非常に感動的でした。管弦楽は札幌交響楽団が担当し、指揮は佐藤俊太郎氏が務め、素晴らしいコンサートでした。
2024-10-09