陶氏診療院

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診療見学:内出血?
カテゴリー 陶氏療法
1月10日、患者さんである男性社長が診療院に、見学希望の友人を連れて来ました。

背中の皮膚が施術中、見る見るうちに赤くなり、内出血みたいな色になり、初めて見た友人がびっくりしました。

痛そうな施術を男性社長は平気で受けて、終わったら楽になったと言いました。友人が赤い色の皮膚に触っても、「痛くない」との返事を聞いて、ますます分からなくなりました。

そうです、陶氏刮痧(グァサー)診療は赤い斑点は痧(サー)と言い、身体中の瘀血(オケツ)です。瘀血は使えない血液で、血管に溜まって、流れがとどこおるため、酸化、血栓になる生命にマイナスの影響があります。

その瘀血は気の流れが弱いかとどこおるの結果です。気の流れを戻すため、水牛の角で使ったヘラで、皮膚の下に走った経絡(気の流れる通路)を刺激して、気の流れを戻します。その時、今まで気が詰まった患部、血液のゴミとして、毛細血管に滞った「瘀血」も毛細血管の隙間から出されて、皮膚の下に赤い色として、斑点になりました。毛細血管は傷や怪我もしていないため、出血も行っていないし、内出血ではないです。特徴として、内出血は血管が傷や怪我により、末梢神経が暴露され、触ると痛いです。しかし刮痧(グァサー)診療後出た赤い斑点:痧(サー)は触っても痛くないです。その赤い斑点の色も内出血のあざより早く消えます。

驚きながら、診療を見学した男性社長の友人は次回時間を作って、さらに眩暈する若い友人も連れて診療すると言いました。

中国伝統医療が経験したことはない方は、まず見て体験して、そして中国医学の脅威の力の恩恵を受けると、中国医学の考え方は分かるでしょう。
2015-01-11