陶氏診療院

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腫瘍マーカーの変動について
カテゴリー 陶氏療法
日高郡から65歳の患者さんが4年前頚部リンパ腫で、放射線治療を受けて、リンパが小さくなったけど、副作用で患部側の上肢の後遺症が出ました。筋力がなくなり、上肢冷え、舌が過敏で、唾液が出ないです。

抗がん剤がしたくないため、親戚の紹介で、昨年12月診療に来ました。

陶氏診療院での指導は健康づくりです、生活習慣を改善、伝統療法を週一回施療し、発芽醗酵玄米、玄米酵素、FFCパイロゲン等を指導して、患者さんの症状が徐々に改善しました。筋力が少しずつ回復、冷えも改善、舌の過敏も取れ、唾液も出るようになりました。

体調が良くなったころ、今年5月再検査で、腫瘍マーカーが少し上がりました。相談の結果、体調がいいから、様子を見て、次回の検査の結果を待ちましょう。

11月検査の結果、上がった腫瘍マーカーが元に戻りました。本人はほっとしたところ、5月上がったことを反省したところ、体調が良くなったから、早寝早起きが守らなかった日が多いです。5月検査の結果のお陰で、注意して、早寝早起きになり、11月の予測通りの結果になりました。

腫瘍マーカーの変動は時には悪化の意味で、時には身体を修復する時の一時の上昇で、二つの状況で、身体の結果はまったく違い、対応も違います。数字のみの判断より、全体状況を判断し、適切な指導が医者としてとても重要です。西洋医学の病気のみの治療は、身体が自然治癒力で良くなることは考えにくいし、最適な指導を逃すことがあります。病気になった時、トータルで考える医者のところに相談することが大事です。
2014-11-29