陶氏診療院

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転んでも、ぱっと起きる
カテゴリー 日本
「転んでも、ぱっと起きる」、略すると「Coron:Pa」(コロン・パ)、札幌市倫理法人会会員、イタリアンカフェ店主児玉則夫の店の名前Coron:Paの由来です。

7/12(木)、第1336回札幌市倫理法人会朝の経営者モーニングセミナーの講話者、児玉則夫氏でした。講話のテーマは「転んでも、ぱっと起きる」です。

テーマの通り、「転んでも、ぱっと起きる」は、児玉氏の人生の写生でした。

昭和40年、北海道留萌出身の児玉氏、小学校時代にイジメられ、中学校から立ち上がり、ヤンキーな青年になり、イジメはしないけど、喧嘩はしょっちゅうしました。学級役員をしているにも関わらず、無期停学の処分があり、でも退学はしなかったです。

20歳入社しても、ただの出勤で、ある時の大きな交通事後で、トラックに挟まれ、「即死」と新聞報道までされました。何とか蘇生したけど、記憶喪失になりました。お母さんの話によると、記憶喪失の間、酷い事になりました。お母さんのことも認識できず、お婆さんと呼びました。お母さんは息子を殺して自殺したいぐらいです。半年後、お母さんと呼ぶようになって、記憶が回復しました。

第二の人生として、小学校時の夢のコックさんになることにしました。イタリア料理をはじめ、イタリア料理クッチー一号店が立ち上がり、調理長就任した。でも、仕事が順風満帆時、10年付き合って、結婚7年目の妻が、クモ膜下出血で、病死しました。仕事に没頭するけど、ついに不眠症にかかり、うつになりました。休職の前例がないため、退職して、半年の治療により、復帰しました。

調理場に戻って間もなく、弟が動脈瘤破裂で病死、弟との約束、40歳前までに、1千万円貯金することが、重圧になり、会社の発展が、自分の良さを発揮できないと認識し、再婚した奥様の反対を押して、二年前、イタリアンカフェCoron:Paを開業して、一人で頑張りました。

倫理法人会と出会い、暖かい人々と交流ができ、再び心を開き、店舗が入っている施設スウィグ89(東区北8条東9丁目1-5)の休館以外、年中無休でした。

今でも、奥様との意見交換が旨く行かないけど、奥様が勤めた会社に朝礼があり、「職場の教養」を使っています。「職場の教養」が唯一共通の話でした。職場の教養を通して、きっと、家庭円満になるでしょう。

個人的に、子供、家族が何回か食べに行きました。その手つくりピザの生地や、スパゲティの味つげが、皆大受けでした。美味しかったです。料理の味は人の人生が出るのでしょうか。
2012-07-12