新聞記事：「産業医科大（北九州市）の熊谷信二准教授が３１日、名古屋市で開かれている日本産業衛生学会で症例の概要などを発表し「明らかに異常な事態だ」と指摘した。

熊谷准教授によると、同社の校正印刷部門に勤めていた男性従業員３３人のうち少なくとも５人が胆管がんを発症し、４人が死亡した。発症年齢が２５～４５歳と若く、発症率は日本人平均の約６００倍と高かった。」

「１１日、厚生労働省などへの取材で分かった。同省は特定の地域や事業所に限らず問題が全国的に拡大する可能性があると判断し、近く全国の事業所を対象に実態調査する方針を固めた。」

数年前、診療院に来た印刷会社の社長も、急性黄疸、病院の診断で胆管がん、術後抗がん治療で、病死になりました。

印刷会社では、動物実験で発がん性が指摘されている「１、２ジクロロプロパン」と「ジクロロメタン」を多量に含む洗浄剤が約１０年前まで使われていたことが事実で、中国でも、３０年前、コンクリートの床にペンキを塗って、住民の急性白血病の多発ニュースを見ました。化学有機揮発剤、発がん性が高い、特に住宅の内装工事、化学物質の汚染が、知らない内に、あなたの健康を奪います。現代科学に依存する環境、沢山の犠牲により、間違いだったとやっと指摘され、人類の過信によるの犠牲を、なるべく避けたいです。素朴な生活習慣と生活環境が地球と共存の基本ではないでしょうか。