陶氏診療院

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乳製品と関節リュウマチ
カテゴリー 陶氏療法
5月13日、50代の女性が陶氏診療院に診療に来ました。一つの症状の改善経験を話した事にとても共感しました。それは乳製品と関節リュウマチのことでした。

彼女は四年前、手の関節の痛みと変形で、病院ではリュウマチ症状と指摘され、原因は乳製品のアレルギーです。患者は言われた時から、すぐ乳製品(牛乳、チーズ、バター、牛肉まで)をやめ、リュウマチの症状も完全に止まりました。リュウマチ関係の薬を一切使用しないで、四年が経ちましたが、手の指の腫れが少し残りますが、四年前の苦しみは出なくなりました。

患者は自分のお母さんと話したら、お母さんは「あなたは子供の時、牛乳アレルギーだったよ」と言われびっくりしました。小学校からの学校給食で牛乳も飲んでいたが、何もなかったし、自分が牛乳アレルギーとは思っていませんでした。しかし、その軽いアレルギーが出た炎症の「害」が蓄積されて、40代で関節リュウマチ症状として、現しました。炎症症状の原因を止めたら、新たな炎症がなくなり、症状も自然に消えました。

患者さんがその事実を、廻りの人に話しても、誰も信じてくれないことが、とても残念に思いました。廻りの人は、間違った健康の「常識」に「洗脳」されて、正しいこと、事実のことを教えても、自分に問題が出る前には理解されず、信じてくれないことが、私の診療中にも、よくあることなので共感できました。

ある50代の男性患者は、背中の出来物で20年間悩んでいました。診療して、食を直したら、見る見るうちに改善されましたが、診療の最中に本人が乳製品を取り過ぎるほど、好きだと言うことが分かりました。勿論今はやめました。

東洋人に適食ではない牛乳や乳製品が、様々な現代病を作り上げている、その事実がハーバード大学の12年間8.6万人の追跡調査で分かりました。今一度、自分の食への考えを反省したほうがいいではないでしょうか?親から、当時の西洋医学の指導の「栄養学?」から、間違った知識を受けました。でも、間違った習慣には必ず異常が出ます。できれば症状が出る前に勉強をして、治したほうがいいではないでしょうか。それは中国医学の治未病の考え方です。
2013-05-14