陶氏診療院

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17年間通い続けた老夫婦の物語
カテゴリー 陶氏療法
北海道・倶知安から、平成19年(2007年)の春、当時72歳だったご夫婦が私たちの診療院に通い始めました。

ご主人は、肩こり、左下肢のしびれ、そしてうつ病での入院を経たばかりでした。奥様は高血圧、めまい、首こり、下肢のむくみとしびれ、そして慢性的な疲労に悩まれていました。

ご主人は初年度(2007年)に10回通われ、左足のしびれが改善し、睡眠薬も不要になりました。翌年は6回、さらに次の年は5回通われた後、しばらく間が空きました。6年後の2015年には3回、2016年には6回、2017年に3回、2018年に1回と続きました。

2019年には、下痢と倦怠感のため8回施療を受け、大腸内視鏡検査でポリープが見つかり摘出手術を受けました。病理検査の結果、がん細胞はステージ1~2と判明し、抗がん剤治療は行いませんでした。さらに、前立腺肥大も診断されましたが、施療後は排尿もスムーズになりました。

2021年からは年に1~2回の施療を続け、2024年には6回、そして2025年4月には通算53回目の施療を受けられました。89歳を迎えた今も、現役でご夫婦一緒に「もちの店」を経営されています。

奥様もほぼ同じ頻度で施療を受けてこられました。2007年に10回通い、下肢のむくみが改善。翌年には6回通い、膀胱炎や便秘も克服しました。2009年と2010年はそれぞれ2回通い、下肢のしびれが取れました。その後、2011年に1回、2015年に2回、2016年に4回通い、朝の下肢のむくみも完全に改善しました。

2017年からは年に1~2回のペースで通われ、2024年には誤嚥が起こりましたが、5回の施療を通じて無事に回復。2025年4月には通算42回目の施療を終え、現在も89歳で元気にご主人と一緒に店を営んでおられます。

72歳から17年にわたり、陶氏診療院で陶氏療法を受け、自らの努力も重ねながら、今も元気に現役でいられることは、多くの方に誇れることだと思います。

このご夫婦を支えているのは、同居する娘さんです。娘さん自身もときどき施療を受けており、お孫さんたちも来院されています。中でも男の子の孫は、3か月で30キロの減量に成功するという成果を挙げました。

このご家族は、陶氏療法を健康維持の柱としており、これからも健康的な生活を続けていくことで、多くの人々にとって「幸せな人生のモデル」となることでしょう。
2025-04-24