陶氏診療院

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患者さんの苦痛を体験する(足痛い)
カテゴリー 陶氏療法
苦痛の体験は先日の日曜日の朝でした。洗濯したタオルや服を干した時でした。最初は右足脛骨横の長趾伸筋が痙攣するような前兆で、二回起こりました。気にせずに服を干していたら、急に痛みが走り、踵が床につくと足の筋肉と神経が痛み出し、歩くとさらに痛みが増しました。歩行や階段の昇り降りが辛くて苦しかったです。

何となく、服を干しながら、毎週の家族テレビ電話が始まりました。電話しながら、診療道具のカッサヘラを使って右足の痛いところに施療しました。患部は痛かったですが、乗り越えました。施療後、患部にFFCパイロゲン湿布を貼り、一瞬落ち着いたような気がしましたが、歩くとまた痛みます。横になって休んだ方が良いと思い、すぐベットで横になって、水素吸引をしました。一回30分しても、目が覚めると、まだ痛みが残り、もう一度行いました。

昼ご飯後も、水素吸引して、なるべく回復の時間を作り、痛みを和らげるために努めました。日曜日の午後には二人の患者さんが来て、足が不自由で引き攣れている状態でしたが、対応しました。右足は膝が曲がらず、歩くと痛みが出ます。患者さんには気付かれずに対処できました。

最も残念なことは、日曜日の夜、大好きな運動であるバドミントンができなくなりました。まるで神様が休息を命じたかのようです。

苦痛の体験は試練として、なぜそうなったのかを考えます。一瞬、下肢の血栓ができたのかと思いましたが、しかし、血栓なら動いても動かなくても痛むはずです。しかし、動かないとそこまで痛くありません。念のため、FFCパイロゲンを多めに飲みました。

直前の原因として、土曜日に、洗濯のために診療院に還元水を作るため、溜まった酸性水を四階の洗濯機に入れるために、20Lタンク二つと10Lタンク二つを、少し無理をして、三階から四階に運びました。足が疲れた感じもありました。

もともとの原因は、車をオートマチック車にして、特に今の車は「アイドリングストップ」機能付きで、動いている時は右足でアクセルを踏み、信号や止まった時には右足でブレーキを踏むことが習慣化していました。短距離移動でも右足を使うことが多くなりました。そのため、10年前から右足の四番目の指が時々痺れることがあり、普段の生活には支障はありませんが、痺れが残っていました。

さらに、椅子に座ると片足が反対側の足にかかり、足の胆経が詰まる姿勢が癖になっていました。

これらの原因を考え、休息を取って回復を待つことが必要であることが分かりました。バドミントンに行きたい気持ちはありますが、歩くと痛むため、控えました。夜7時にお風呂に入り、患部にFFCパイロゲン湿布を貼って、早く寝ました。

次の朝、目が覚めてみると、前日の痛みがなくなっていました。ほっとしました。もし、痛みが残っていたら、患者さんの診療はどうするかと思い至り、ヒヤッとしました。

足の痛みで歩行が制限された苦痛の体験から、患者さんへの理解が深まり、生活のあらゆる出来事に感謝するようになりました。
2024-03-26