陶氏診療院

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内臓リズムと生活習慣
カテゴリー 中国医学
世の中、変わらないものと変わるものがあります。

変わらないものは、太陽が地球の東から昇り、西に沈みます。夏が暑くて冬が寒いです。鳥は空が明るくなったら鳴き始め、活動をスタートします。それはリズムや規則とも言います。

変わるものは、人の成長、万物の進化が数え切れないほど多いでしょう。

変わらないものと変わるものが、バランスを取りながら、森羅万象の世界を作りました。

布を織るとき、経緯と言う言葉があります。経は縦糸、緯は横糸、変わらない経(縦糸)の間、変わった色の緯(横糸)が模様を作り、さまざまなデザイン作品が作られます。

人間身体を正常に維持する五臓六腑のリズムが変わらないものです。子供から年寄りまで、人の内臓が一定したリズムで働きます。でも、人々の生活習慣が年と環境により、常に変わります。そこで変わらない内臓のリズムと常に変わる生活習慣のバランスが求められます。バランスが取れた人々が健康で、バランスが崩れると病気になります。

2000年前の中国医学がその不変なリズムを知り、その基準で健康を指導しております。しかし近代人々の生活環境と生活習慣が大変変わり、不変と変化のバランスがなかなか取れない時が多くなり、病気と言うアンバランス現象も増え、それは生活習慣病でした。

人生の目標を立てた上で、環境に応じて、不変の内臓リズムに合わせる心かげが必要です。一番分かりやすいアンバランスの信号は症状と病気です。普通症状や病気が出る時、真正面に受けていただければ、ほとんど問題が解決できます。

陶氏診療院では、風邪から癌まで、さまざまな症状や病気を持った患者さんが来られます。それは、アンバランスを自覚し、治す始まりです。中国医学の指導を受けて、自分で出来る実践を加えれば、健康もすぐ戻ることが証明されつつあります。

あなたは内臓リズムに合うような生活習慣、していますか?
2013-07-04