日本時間3月22日、現地時間３月21日、米フロリダ州マイアミにあるローンデポ・パークでワールド・ベースボール・クラシックWBC決勝で、日本代表は３対２でアメリカ代表を撃破、14年ぶり３度目の優勝を飾った侍ジャパンを世界一に導いた＂偉才”大谷翔平さんは、珍しく感情を爆発させて、大会MVPをも獲得しました。もっとも「先輩」らしい言葉は、スター軍団であるアメリカを前にした試合直前に、ロッカールームで行なった声出しの「憧れるのをやめましょう」でした。

大谷翔平選手はアメリカ五年の野球経験、二度アメリカの年度MVPを獲得し、初めてアメリカの大スターと試合で、勝つことの精神力をもっとも必要と、大谷さんが十分知っており、それを仲間と共有して、その名言を残しました。日本の野球ファンだけでなく、世界の野球好きな人、野球に関係ない人でも、大谷翔平選手を大好きになることは、間違いないでしょう。

できすぎた大谷選手、アメリカから「宇宙人」と思われ、チームの一致団結力を高め、監督の役割分担した内容で、大谷のカリスマ性に溢れた言葉でした。

私の周りに、大谷翔平選手を好きな野球ファンが多い、アメリカに留学している息子も娘も大谷翔平選手を絶賛し、彼の外見から行動の中身まで、ほぼ完ぺきになっていることは、地球人としては考えられないほど、日本人の誇りでした。

未来を予知しながら、さらに高い目標を持ち大谷翔平選手、その人間性を勉強させて頂きました。

選手と監督、まるでティーチングとコーチング、二つを同時にできる人は少ないです。大谷翔平選手はその少ない中のトップでしょう。選手として、最高の成績を残して、これからのコーチ、監督役も、楽しみに期待でき、より楽しくなるのは大谷翔平選手のファンたちでしょう。楽しいWBC観戦をさせていただき、大谷翔平選手に、栗山監督に、活躍した日本の選手に感謝いたします。

*スター軍団であるアメリカを前にした試合直前には、ロッカールームで、栗山英樹監督に発声を求められた大谷選手は、熱のこもったメッセージを、穏やかな口調で伝えました。「1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストに（ポール・）ゴールドシュミットがいたり、センターにマイク・トラウト、外野にムーキー・ベッツがいたりとか、野球をやっていれば誰もが聞いたことがある選手がいると思う。今日1日だけは、憧れてしまったら超えられない。僕らは今日超えるために、トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあ行こう！」https://twitter.com/i/status/1638324724655886336