陶氏診療院

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損得の判断基準
カテゴリー 日本
初回開催された札幌中国節(チャイナフェスティバル2022札幌)は大盛況で終わりました。打ち上げ懇親会で、札幌実行委員会の皆さんが盛り上げ、代行会社の秋山社長と対面座って、今回の中国節の成功点と反省点を語り、懇親会終了後、固い握手で来年も期待して、分かれました。

今回のイベント、天地人から見ると、あまり最高とは言えないです。天は環境です。中日友好のイベントなのに、最近の中日関係、以前の「政冷経熱」から、「政氷経冷」になり、国と国の政治から経済まで、大きな環境は良くないです。さらにコロナ感染症の収束前、いつ開催するか、ぎりぎりまで検討中でした。地は北海道の事です。今回は駐札幌総領事館主催で、あまり相談する時間もないところ、まだ声をかかる友好団体にも至らないままで、委員会を発足して、さらに初回の中国節として、経験や知恵も足りなく、東京の中国節運営するイベント会社に頼り切って、地元の力が発揮不十分と思います。出展料や出店費用を考えると、赤字が確保しないといけないです。不景気のさなかに、無理の出店や出展をしても、皆さんの積極性が出ないでしょう。最後の人は大きなキーワードです。主催者はトップダウンのやり方で、多少参加者の抵抗がありました。10年前、4国交正常化0年記念のため、北海道日中友好協会はじめ、北海道45以上の民間団体で、一週間中国文化祭を行いました。民間の力だけで、赤字にならなくて、長い時間もたくさんの参加者が出て、とても盛り上げ、大盛況でした。

その天地人不十分の中、日中友好の強い信念と感謝の情熱で、赤字しても、記念すべき初回の中国節に参加する勢いで、80万円運営資金足りないままで、なんと本番で予測以上盛り上げ、地元の新聞、テレビ、雑誌、ネットなど、北海道の初中国節を道民に伝え、予測2万人(呼びかけするため、やや多くした)より1000人を超え、2.1万人の来場で、大成功でした。秋山社長も、今までのイベントの批判や文句多いの準備会に、北海道の組織員会、すべてネットでしたけど、不安があるままで、本番に予測以上出来がいいことで、北海道の人々に大好きになり、楽しい仕事ができ、嬉しかったです。

何事も、皆さんはまず損得ことを先に考え、やるかどうかを決めます。北海道中国会や一般社団法人北海道中国工商会も同じで、金銭面の収益はないことをはっきり分かるけど、日中友好と会員様が北海道への貢献を投資して、参加しました。診療院も二日出て、売り上げはゼロだけど、翌日に二人の新規の患者さんが来て、会場にも中国医学について、問い合わせもあるほど、未来の期待も大きいです。未来のため、目の前の損得の判断基準は変わるでしょう。
2022-10-11