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中国医学の新型コロナウイルス治療構想
カテゴリー 中国医学
8月20日、中国駐日本大使館と中国僑聯主催の日本新型コロナウイルス流行統合医療予防と治療講座で、中国新型コロナウイルス肺炎治療の最前線の医療専門家を招いて、中国医学療法で有効な治療方法と予防方法を伝授しました。

中国中医科学院西苑医院救急科主任楊志旭医師と广安門医院呼吸科主任李光熙医師二人は、中国医学の疫病を乗り越えた歴史から、今回の新型コロナウイルス流行と最近変異型の対応、成功事例を混ぜて、日本でも使える方法や漢方を紹介しました。

中国医学の新型コロナウイルス治療構想は西洋医学の抗ウイルス発想と違い、自分の免疫力を向上する予防法と入った病邪を追い出すことです。免疫力向上は早寝早起き、しっかり朝食と正しい飲食習慣、禁煙禁酒、適切な活動などを、特に今回の「湿邪」のウイルスに対して、高麗人参の使用を強調しました。

病邪を追い出すことは、「発汗」、「利尿袪湿」、「瀉火(内熱)通便」、「通任脈と督脈」の方法を紹介しました。一番勧めたのは「カッサー(刮痧)」と漢方の燻製でした。

夏のカッサーは、身体の湿気を追い出して、ウイルス感染を防ぐことができ、今年の診療院カッサーを施療する患者が、去年よりだんだん増えることは、来る方が分かったかもしれないでしょう。

自宅でもできるカッサー、ヘラを持っている方、夏の間、家族の間に背中の督脈をしっかりカッサーして、気の流れを守りましょう。
2021-08-22