陶氏診療院

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生命循環の原点:微量の水溶性鉄(FFCパイロゲン)
カテゴリー 陶氏療法
生命の誕生がさまざまな説がありますが、地球上生命の循環から、生命の誕生解明にもヒントがあります。

北海道同友会第30回道研の記念講演会で、牡蠣・帆立養殖漁師、畑山氏が、津波後の海の再生現象を、海の生命循環の話をしました。

農業の基本は畑つくり、漁師の基本は海つくりでしょう。でも、海作りは容易ではないです。世界の漁場を研究することで、分かることは魚の養分:植物プランクトン(藻類)があるところ、魚が集まりに来ます。海岸の川の出口近く、陸から流れた硝酸塩、リン酸塩、ケイ酸、微量金属元素など養分で、植物ブランクトンが生産されます。南極海などのHNLC海域では鉄の不足が植物プランクトンの生産を制限されます。生命循環のキーワードは微量の鉄と関わることが、高感度で海水を微量金属の汚染なく鉄濃度を測定する技術の開発ができた(1980年)ことから、やっと分かることになりました。

微量な鉄分が植物の力で、地球から水に溶けない三価鉄が植物、動物利用できる二価鉄の変化して、エネルギー循環が出来るようになります。

微量な鉄分が生命循環の原点が分かるのは、FFCパイロゲンを誕生し、FFCパイロゲンが全て水関連生活を利用すると、いろいろなびっくり現象も説明できます。

10/10、陶氏診療院の毎週無料予防医学勉強会、以上の話をして、生命の循環が鉄との関係、環境つくりの大事さを再確認しました。

*HNLC海域(エイチエヌエルシー・High Nutrient Low Chlorophyll)とは表層に多量栄養塩(硝酸塩・リン酸塩・ケイ酸塩)が高濃度で存在するにもかかわらず、植物プランクトン生物量が比較的低い状態が維持されている海域のことである。
2013-10-11