陶氏診療院

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「温故知新」
カテゴリー 中国医学
3月5-13日、関西外国語大学孔子学院主催、北京語言大学のオンライン講座「岐黄之道」——中医学と伝統文化の一週間講座に参加して、とても勉強になりました。

中医学、中医薬、養生、鍼灸、刮痧(かっさ)、カッピング(吸玉)、按摩、推拿、香嚢(香袋)、薬枕、漢方製薬会社オンライン見学、楽しい勉強会を聞き、中国のトップ専門家の話を学び、以前勉強したことがあるけど、もう一度聞くと、温故知新の言葉を思い出しました。

中国医学の理論から、鍼灸の方法まで、それぞれ手技を含め、丁寧に説明して、陰陽五行の関係と臨床応用も、生かしたいなあと思います。

ツボの事から、機能亢進と退化、身体の両極端の症状も、同じツボで刺激をすると、改善できます。例えば、天枢(てんすう へそ外二寸 足の陽明胃経)は下痢や便秘に使います。内関(ないかん 手首皴三寸、肘側 手の厥陰心包経)は頻脈と徐脈に使います。

正常に戻るのは中国医学の基本考え方です。ツボや経絡、様々な手法、漢方、香りなど、陰陽調和、いわゆる健康を目指します。新型コロナウイルス流行のおかげで、オンライン勉強ができ、とてもラッキーでした。
2021-03-11