陶氏診療院

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同室患者さんの行方
カテゴリー 陶氏療法
新年早々(2日)患者さんが来ました。70代千歳在住の女性で、一昨年すい臓がんで手術をして、胃も1/3切除しました。抗ガン治療により、副作用で体調を崩し、手足も痺れ、治療ができなくなりました。去年7月から診療をはじめ、だんだん元気に戻り、今は普通の生活に戻り、髪は病気前よりふさふさしました。

診療中、過去千歳病院手術する時の三人がん患者(二人乳がん、一人大腸がん)の行方を話しました。定期的に病院通い、抗ガン治療時は一週間の入院する三人は、院内感染で、新型コロナウイルス感染して、帰らぬ人になりました。家族たちは、葬儀でも参加できないほど、残念でした。

患者自身は一番早く退院して、抗がん剤もやめてから、頻繁に通院することもない、安全で健康生活を送っていました。毎週千歳から、札幌の診療院に来るたび、ドキドキしながら、楽しみにしております。帰る時幸せ感が最高でした。

持病を持って、抗がん治療中の患者、新型コロナウイルス感染したら、重症化になりやすい、命まで落とされるのが多いです。免疫抑制剤(抗ガン剤)する患者は、免疫力は下がり、新型コロナウイルスに感染しやすいでしょう。千歳病院も院内感染クラスターを発生し、亡くなっても、誰の責任まで分からないでしょう。

今年も新型コロナウイルス流行ピークが来ます。自分の免疫力を守りながら、家族と周囲の人々と一緒に乗り越えましょう。
2021-01-03