陶氏診療院

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肺腫瘍の疑いの相談
カテゴリー 陶氏療法
40代後半の女性友人から電話相談がきました。健康診断で精査を指摘され、CXR(胸部単純X線)にて右肺にSOL(space occupying lesion占拠性病変)が認められ、二年前の検査ではCXRの異常は認められず、SOLも認めてはおりませんでした。

本人は、結果を見て、泣き崩れました。相談の電話でも、何回も泣いて、「なぜなぜ」ばかりでした。なにか「いい方法」を求められ、それはいつもの電話相談のパターンで、すぐ答えは教えていないです。

病は気から、病は見える病巣として、気は見えないエネルギーです。見えるの病巣は、もともと見えないの「気」があるから、成り立ちます。病巣を消したいなら、まず、大事なのは病巣を作る「気」を見つけ、解消すべきでしょう。彼女は夜は12時まで起きて、早く寝ない、いつも胸のことを気になり、心臓病や肋骨の病気を心配して、年間数回で相談が来ました。今まで乳腺の心配が多いけど、今回の異常は肺の中で、心配することは変わらないです。毎回、健康生活を指摘して、早寝早起き、晩御飯を抜いて、健康作りをしてくださいと伝えました。

しかし、相談する度、早寝できないことや、晩御飯を抜けないとか、言い訳がたっぷり出ました。もちろん、心配することは一つも改善しないままでした。「憂い」の感情は肺に一番良くないです。今回の病巣が出るのも、予測内のことでした。

今回も、はっきり異常が出て、良性か悪性かまで決まっていないけど、良性の可能性が大きいと思います。しかし、今までの生活態度のままでいると、いつか悪性に変化しても、おかしくないです。今こそ、異常の発見を「感謝」にして、しっかり生活習慣を直すべきと思って、厳しい言葉で指導をしました。

当日の夜8時過ぎ、また相談が来ました。早寝できないことは、また厳しく叱って、二日後の相談電話で、少し早寝しても、晩御飯を抜いて、朝からお腹が空いて、朝食は美味しく食べました。今まで朝食は食欲がないことは、原因が分かるようになりました。

シンプルな体質改善の陶氏療法を指導しました。四か月後再検査すればいいと指導しても、不安はどこまで解消するかなあ、しばらく見守っています。当たり前のことを、当たり前ですることは、健康維持の基本でしょう。早く目覚めて、自分の大事な身体を守ってほしいです。
2020-09-30