陶氏診療院

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植物の救世士:二価鉄(FFCパイロゲン)
カテゴリー 陶氏療法
植物プランクトンが微量な金属鉄がなければ、発生しないように、植物も鉄がなければ、成長が出来ませんでした。

大地に鉄が欠乏しておりません。しかし、酸化鉄やアルカリ性質の土壌、植物の鉄の吸収を邪魔しています。麦みたいな植物、根元にムネギ酸が分泌され、土中の鉄と結合し、植物に吸収できるから、大麦は多少荒れた地でも栽培できる理由で、多くの植物が、大麦みたいに鉄吸収する能力がないから、土壌の有機醗酵状態、腐葉土のような水溶性鉄分が入っている栄養素がなければ、植物の成長に向かないです。

農家さんが追肥と言う行為は、その土壌を団粒化し、さまざまな植物の栄養素を植物吸収できるような形を用意することです。しかし、近代農業が農作物により、必要な栄養素を直接土に入れて、一時植物の成長が促進に見えるけど、自然な摂理ではなく、一時的に作った農作品は生命力が低く、代々続ける力が無いから、自分ではコピーができないです。(取った種が発芽できないか、同じ農作品が作れないこと。)同時に土も化学肥料により固くなり、自然農業が出来なくなります。勿論、その土壌に、普通存在する微生物が減り、自然破壊に繋がります。

2013年11月22日、仙台でFFC祭り参加して、農業セミナーで、ミズノ・ソイルプロデユース水野茂さんの話を聞きました。FFC(水溶性二量体鉄塩)テクノロジーの利用により、カサブランカ(ユリ)の栽培で、化学物質を使わないで、水野さんの花が東京市場で最高値を更新しました。花栽培するハウスの中、ドジョウが大量発生して、他の生物も戻り、そのFFCテクノロジーを周囲のレンコン農家、イチゴ農家、果物農家などへ伝え、みんながFFC農法で、安心美味しい農産物ができ、会場でFFC農法で作った洋ナシの甘さに驚きました。

今、自分が食べる主食の玄米も、10年以上FFC農法で栽培した綾姫品種で、発芽醗酵して炊いたご飯が診療院の患者さんに大変助かります。

酸化された環境と土壌、その二価鉄を含むFFCテクノロジーが救世主のように表れ、安心の食材を確保にも希望が見えてきました。
2013-12-07