陶氏診療院

アクセスカウンター


▼陶氏療法バックナンバー
過去ブログはこちらから
四次元の未病概念
カテゴリー 陶氏療法
未病の概念は、2000年前の中国医学医典黄帝内経によると、中国医学の四次元の健康と病気の認識です。生命現象を時間軸に入れると、一生の生命全体像の四次元になり、未来の病気は未病として、全ての人は未病の予防と治療が必要です。

日本の未病学会、協会は現代未病と称して、健康や病気の三次元を解釈し、未病は健康と病気の間の状態に定義しました。健康から病気へ移行するのは、瞬間的外傷の怪我以外、時間がかかります。

生命現象を時間軸に入れると、四次元になります。四次元の世界と概念は三次元の定義になると、いろいろな不都合が生じます。

まず生命を三次元で見る西洋医学の基準に壁があります。はっきり診断と区別ができないです。次の問題は未病の治療対象が狭くなります。

既病の患者は未病の治療から外され、中国医学の本質から外れました。未病の四次元の概念が、真義に戻るため、毎年学会に参加して、既病の患者を治未病の方法で成果を広げて、事実から説得します。未病の真義を伝える道のりが長そうです。
2019-11-18