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本末転倒の結果:日本バブル経済からの気付き
カテゴリー 陶氏療法
日本バブル時代、お金の誘惑で、日本の製造業はお金を取るため、製造業を放置して、株や不動産に転換して、一時お金が入ったけど、バブルが崩壊した途端、企業は本業までダメになりました。

1980年代後半、日本銀行は利息が下がり、市場に大量の日本円を投入、外貨市場の開放、アメリカ中心する国の利率操作の結果、ドル対日本円は235円から150円まで円高になり、その間、株と外貨をする人は、誰でも儲ける時代、たくさんの日本製造業企業を巻き込まれ、政府からの援助資金が株と外貨と不動産に投資して、金融自由化により、誰でも参入できることで、製造業にはかなりの誘惑です。商品の損失が外貨と株から補填して、さらに低コストのため、中国や東南アジアに生産を移動し、日本国内の産業空洞化になりました。

有名な事例は阪和興業です。北茂社長は鋼鉄生産から、社内に外貨金融をはじめ、一日一億、五億儲けた日もあるほど、笑いが止まらないです。1989年、金融の収入は本業の鋼鉄より超えました。それを真似して、新しい社内部門「財務技術部」が誕生しました。生産業や製造業は本末転倒の時代でした。

その結果、バブル崩壊後、日本の生産業と製造業にかなりの打撃を受け、失われた30年となりました。

経済はそうですけど、健康も同じです。しっかり命のため、毎日の精進がしないと、本業の健康作りを離れて、身体を酷使し続けると、いつか、その「バブル」が崩壊し、病気という結果になるでしょう。

歴史の勉強、経済の勉強、健康の勉強、同じ仕組みの法則を読みだして、まず人生の基本である健康をしっかり守って、それから人生の価値を実現できるでしょう。

バブルを経験した人は、その話は分かりやすいでしょう。
2018-12-19