陶氏診療院

アクセスカウンター


▼中国医学バックナンバー
過去ブログはこちらから
「東洋医学の智恵」
カテゴリー 中国医学
10月1日、玄米酵素本社健康セミナーがあり、「東洋医学の智恵」のテーマで、講師は株式会社玄米酵素 FBRA 学術研究員・日本綜合医学会理事、そして鍼灸師でもある井上明先生でした。

講演時間は40分しかないから、「時間がないから」の口癖で、早口でたくさんの面白い健康常識を伝えて頂きました。

西洋医学は薬で治る医学です。効果は一時あっても、必ず副作用があります。

東洋医学は先日NHKの番組の紹介のように、メカニズムが分からないところがあっても、経験学として、確かに症状を改善し、副作用がない事が特徴です。足指の「至陰」(しいん)のツボをお灸したら、逆子が治る;肛門前の「会陰」(えいいん)のツボを優しく刺激すると、過活動膀胱による頻尿を改善するなど、有効且つ簡単な東洋医学の智恵がたくさんあります。

薬の漢字は本来草と楽しいの漢字の組み合わせ、自然の叡智です。しかし、西洋医学は化学方法で、薬を作り、いろいろな問題を引き起こしました。

さらに、井上先生は癌について、皆さんが知らない事実を語りました。西洋医学の癌治療時、早期のⅠ期とⅡ期の段階では、救う可能性がまだあります。しかし、末期、晩期のⅢ期やⅣ期の患者には、改善率は1%しかないです。しかし、西洋医学以外の方法で、Ⅲ期やⅣ期の患者の治療効果、60.2%もある済陽高穂先生がいました。癌患者に玄米食;動物性食品をゼロに;減塩:青汁を推薦しました。

井上理論:いい物はすべていい、悪い物はすべて悪い。物事をはっきりする井上先生らしいです。1985年欧米は抗がん剤の応用を見直して、癌の粗死亡率が減りました。しかし、日本はそのことを導入していないから、先進国の中で、がんの粗死亡率は上りっぱなしです。

日本食の玄米・大豆・野菜は十分人々の身体を支えます。東洋の智恵として、生かしましょう。
2018-10-06