陶氏診療院

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余命二年五年も生きている胆管癌患者
カテゴリー 陶氏療法
9月30日、北海道地方から74歳の男性患者が来ました。長期の飲酒により、五年前肝内胆管癌、余命二年と宣告され、抗がん剤で治療しながら、本人は生活態度が変わりました。玄米ご飯をはじめ、野菜を中心して食事の改善、お酒の減量、早寝をしました。家族の献身的な介護の中、今年は五年目に入りました。

今回は黄疸が出て、身体が痒い、検査で肝臓内転移と肺の転移が見つかり、抗がん剤の限界が来ましたと告げられ、娘の紹介で診療に来ました。

まず、西洋医学の二年余命の壁を乗り越える本人の努力と家族の応援に感心しました。本人の回復力を持っている身体について、親に感謝をしなければならないでしょう。

問題は抗がん剤をいつまで使うかということです。癌の治療は抗がん剤で治ることは聞いたことがないです。抗がん剤はあくまで、対症療法として、患者の自然治癒力を発揮して、最後に自分が正常な新陳代謝に戻り、健康バランスが回復したら、癌も治ったと言えるでしょう。癌が消えた(物理や科学の手段で)のは、治るとは言えないでしょう。同じ癌が出なくなったら、治ると言ったら分かります。

これから患者の生命力を生かすには、まず無効になった抗がん剤をやめ、細胞の再生力を発揮して、自分の生体リズムに戻ることです。患者の理解と家族の支援が欠かせないです。

初回目の施療は、患者がすっきりして、背中のおもりが取れた気分で、背も伸びる程 身長が戻りました(娘の話)、顔色が良くなり、笑顔も戻りました。その後の進展も期待しております。
2018-10-02