陶氏診療院

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眩暈はいいこと?悪いこと?
カテゴリー 陶氏療法
患者が一週間経って来ましたら、私の問診は「(一週間)何かいいことがありましたか?」です。患者さんの様々な答えから、生活習慣、症状に対しての理解を確認し、指導を行います。

10月3日、50代の女性の返事です。「いいことがないけど、悪いことがありました。」「悪い事とは?」「ヨガを始めて、目を閉じたらひどい眩暈が起きました。」

眩暈はいいこと?悪いこと?患者と違う見解がありました。

眩暈が起きるのは、平衡感覚の問題で、普段中耳の三半規管と目で、普段の生活の平衡バランスを保っています。目を閉じたら、三半規管の異常があれば、眩暈が発生します。

三半規管異常の原因は、ほとんどが血行が悪いこと。中には動脈硬化のケースが多いです。ヨガで自分の知らない身体の異常が見つかり、今の内に解決できるなら、とてもいいことではないでしょうか。そう話しましたら、眩暈はいいことになりました。

一週間患者が「悪いこと」と思って、過ごしました。話を聞いたら、今回いいこととして受けて、気持ちの転換も健康にいい方向に導くでしょう。

「病が気から」、普段の出来事もマイナスに受け取るか、プラスに受け取るかで結果が違ってくるでしょう。分からない時、信頼できるプロに聞いてください。
2017-10-07