陶氏診療院

アクセスカウンター


▼生活の知恵バックナンバー
過去ブログはこちらから
「健康は笑いから」
カテゴリー 生活の知恵
5月12日第42回フィランソリーダー特別セミナーの最後の特別講演は落語家三笑亭夢之助さんの「健康は笑いから」です。

「健康ならば命はいらない」と笑い話を始め、落語を入れながら、「挨拶の仕方」中心して講話を頂きました。

北海道南富良野郡出身の三笑亭夢之助さん、子供時に落語家を目指し、三笑亭夢楽師匠に弟子入り、修行10年と言われ、なんと9年で落語最高三段目の「真打」に昇進されました。

「ぜんそく(喘息)で呼吸が苦しくなる方が医者に聞くと、医者の返事はぜんそく(全速)しなくて、ゆっくりで歩けば治ると答え」

「一日十回も排尿する症状で、先生に訪ねると、先生はとう(糖)尿だね」

「年をとると、競争運動はダメ、ダンスはいい。車庫を利用して、しゃこう(社交)ダンス。」

「落語にはシャレ、ナンセンス、ジョーク、ウィット、ユーモアの5つの要素がある」と説明し「蚊がブ~ンと飛んでいるから、ここが文化(ぶんか)会館かと思った」などとダジャレを交えて会場の笑いを誘った。

一瞬にして、人を笑わせる話術が大好きです。

「挨拶の仕方」について、講話の場合、出るのはギリギリして、話すのはゆっくりして、笑いを入れる、心を掴みやすく、話の間を入れる、言葉は五文字、七文字に仕切って話すと、人に聞きやすいです。自然に(3文字)→さりげなく(5文字)、更に楽しい話は楽しく、難しいことを楽しく、洒落(しゃれ)、だじゃれは一回しか使わないなど教えていただきました。

落語のバカバカしい話、ナンセンス、ジョーク、ウィット、ユーモアなどの区別を説明し、牛乳が薄いと文句に言われる返事は「水牛の乳」など、ジョークは危険性があるに対して、ユーモアは安心で笑いの違い、お喋りの感性を高め、小話を覚えると起承転結な話は挨拶を上手にするのコツと言いました。笑うはこころの栄養、で健康は笑いから、とても勉強になる講演会でした。
2015-05-24