陶氏診療院

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霜降と紅葉
カテゴリー 日本
10月23日は二十四節気の第18「霜降(そうこう)」です。暦の上では秋の最後の節気であり、気温の変化に合わせた衣服の調整が大切な時期です。次は「立冬」、冬の始まりです。

朝晩の冷え込みが一段と増し、北国や山あいでは霜が降りはじめる頃です。露が霜に変わり、季節はゆっくりと冬へと歩みを進めます。

若い方は多少の寒さにも耐えられますが、40歳を過ぎた方や高齢の方、体の弱い方は、一枚多く重ねて暖かく過ごすのがよいでしょう。

今年の霜降のころ、北海道では見事な紅葉が広がり、まさに一年の自然の美しさを堪能できる季節となりました。

朝、ホテル ライフォート札幌17階から中島公園を一望したとき、そのあまりの美しさに思わずシャッターを切りました。

中島公園の湖はハートの形にも見え、周囲の緑と紅葉のコントラストが実に見事。かつての園林師による設計と管理の妙に、深く感心させられました。

一年を通して中島公園を見下ろしていますが、四季折々の姿はいつ見ても飽きることがありません。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色――湖面に映るその変化はまるで大自然の絵画のようです。朝日の角度によっても表情を変え、自然の創造力の豊かさに、ただただ感動するばかりです。

自然や植物は、気温の変化に合わせて衣装を替えます。
私たちもまた、節気の移ろいに心と体を合わせ、健康を大切にしながら、自然とともに美しい人生を歩んでいきましょう。
2025-10-23