陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「なぜ倫理経営で業績アップができるのか?」
カテゴリー 日本
3月15日、札幌市倫理法人会第1615回経営者モーニングセミナーは、講師にエイジス北海道株式会社代表取締役社長佐藤邦明氏をお迎えして、テーマ「なぜ倫理経営で業績アップができるのか?」にてご講話いただきました。

佐藤社長は大学卒業後、お父さんの会社に入社しましたが、新しい業務を開拓して、昭和59年株式会社エイジス札幌(後年現在の社名に変更)を設立しました。会社を良くするため、昭和61年倫理法人会へ入会しました。近年は「棚卸のエイジス」から「リティルサポートのエイジス」へ転換して、企業理念を更新し、益々「倫理経営」に力を入れています。倫理経営の取り組み内容は:1.活力朝礼を実施し、本社だけでなく全道七か所の営業所でも実施し、活力朝礼を教育と位置づけしました。2.社員教育は人間教育が中心であり、「良き人が良いサービスと、良い会社を作る」との考えで、社内にもモーニングセミナーを月一回実施しています。3.社会に役に立つことを当社のできる範囲内で行っています。例えば、寄付、清掃、雇用拡大、ラブアースクリーンアップin北海道2017などです。4.基本動作の徹底、小さな事や基本をコツコツ反復継続します。例えば5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の取組みなどです。5.社員を大切にする経営、従業員の満足度の向上のため、社内旅行なども継続的に実施しています。6.易不易の原理の実践として、安全運転の取組には特に力を入れています。7.企業倫理を社内へ浸透させて、100年企業を目指しています。

父の経営に習い、業績下降時、経営者の責任で、支給額は相場並みで、業績上昇時、上昇率・額により支給額決定、その結果、従業員が安心して務められます。賞与の支給はパートにも実施、パートの定着も出来ました。目標以上の利益実績がでたら、超えた分を全部社員へ還元、その成果はものすごい事に、売り上げ・利益が右肩上がりに続きました。

佐藤講師の纏めは「当社の倫理経営とは、心の経営、経営者と社員の心を大切にする、企業の使命は世のため、人のため、社員が仕事を通して自身の人格・人間性を高め、社員のすべてが豊かになる、明るいと正しいの経営、両親に学ぶ、徳積経営」を目指しています。

今日の参加者39名39社、うち女性13名でした。
2018-03-18