陶氏診療院

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日本政治家のイメージ
カテゴリー 日本
「日本の政治家のイメージは?」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか?私の診療所には政治家も通っており、友人にも政治家がいますし、テレビやマスコミで目にする演説や発言、行動など、さまざまなイメージがあるため、一言では言い切れません。

日本では、二世や三世の政治家が多いため、「プロの政治家」というイメージが強いです。政治と経済に直接関係のない医療の現場では、政治への関心は個人の趣味程度で、それほど高くはないようです。

先日、ある自民党の参議院議員の話を聞く機会がありました。テーマは食と観光で、その内容に非常に関心を持ちました。食に関しては、最近のコメ不足の「現象」について触れられており、観光客の増加で日本食の消費量が増えたこと(今年は五万トン消費された)や、先日の地震の影響で貯蓄行動が促され、コメ売り場から商品が一時的に消えたことも事実です。しかし、国は米の供給を管理しており、毎年人口が減少し、特に高齢者のコメ消費量の減少により、毎年10万トンの減反政策を実施しています。国の戦略貯蓄米は150万トンあり、予備米もあるため、不作もなければ今年の収穫も順調の予定で、特に心配することはないと説明されました。マスコミだけが煽っているようです。二年前、ロシアのウクライナ侵攻について、防衛省は把握していたにもかかわらず、外務省が無視するなど、バランスの悪い状況が語られました。また、自民党の金銭問題や、二世、三世の政治家が地元での政治経験がないまま突然政治家になるケースがあることも触れられました。このようなことが起こりやすい背景には、本人が全くそのようなことを知らない場合もあります。ただし、自民党にも実力や才能のある政治家は存在しており、今回の選挙では謙虚で実務的な政治家を選んでほしいという意見もありました。

政治家は国の方向性や未来を握る存在であり、権力だけでなく、実力と実務が国民に求められています。今回こそ、アメリカの影響を薄め、日本のための政治家を選んでほしいと願っています。
2024-08-25