▼講演会バックナンバー
2025-11-16
第32回日本未病学会学術総会に参加
2025-11-16
人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
2025-11-14
西洋医学の判断と限界
2025-11-13
年寄りの健康管理(高血圧)
2025-11-12
粒子性と波動性:有と無の世界
2025-11-09
未病の対象は「病気」か「人」か
2025-10-30
健康診断数字の味方
2025-10-28
量子療法における西洋医学と東洋医学の違い
2025-10-27
根本療法と対症療法
2025-10-26
量子と気
2025-10-22
西洋哲学と東洋哲学から見る現代医療の方向
2025-10-16
人類の知恵――哲学と科学から生命を見つめる
2025-10-10
市民公開未病セミナー2025 アンケート返答と感想
2025-10-09
さっぽろ市民カレッジ2026冬期ちえりあ学習ボランティア企画講座案内
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人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
カテゴリー 講演会
私たちの生命には、目に見える“マクロ(大きな)世界”と、目に見えない“ミクロ(微細な)世界”が同時に存在しています。
● マクロ世界 ― 五感で感じる生命、身体の動き、脈、呼吸、食欲、睡眠など、私たちが日常で直接感じ取れる世界です。
ここには、古典物理学、因果関係(決定論)、が働き、「原因があれば結果が生まれる」という明快な法則が支配しています。
● ミクロ世界 ― 目に見えない生命の働き、細胞、遺伝子、量子レベルの振動やエネルギーなど、肉眼では捉えられないほど小さな世界です。
ここでは、量子力学、不確定性・ゆらぎ、確率の法則といった、“揺らぎながら調整する世界”が動いています。
● 2つの世界をつなぐ東洋医学の視点
東洋医学の「陰陽」「気」は、マクロの身体の変化と、ミクロの微細な変動をまとめて捉える知恵です。
『黄帝内経』の「治未病」は、ミクロの変化を早く察し、マクロの病へ進まないよう調えるという哲学に基づいています。
生命の構造をたどると、最小のミクロ世界から、私たちが感じ取るマクロ世界へと広がっています。つまり、身体に起こるマクロの問題は、多くがミクロの乱れから始まります。ミクロの世界を正しく理解し整えることで、問題は根本から解決しやすく、その結果、治療の効率も経済性も高まります。
私自身、若い頃は西洋医学を学びましたが、臨床で患者さんを診ていく中で、ミクロの乱れ(気・経絡・エネルギー)を整える中国医学の有効性を実感し、現在はその実践を中心にしています。身体の状態が整えば、症状が改善するまでの時間が早く、方法もシンプルであることを日々感じています。
◆ ミクロとマクロをつなぐ ― 量子力学の視点
量子力学には「二重性」(粒と波)という独特の性質があります。
生命も同じく、元気で整った“健康の側面(波)”、乱れが起こった“病的な側面(粒)”という二面性を持ちます。
身体が良い状態なら、その流れを続ければよい。しかし、病的な状態になれば、そこに「病名」が与えられ、治療という行為が必要になります。
西洋医学は対症治療に優れていますが、中国医学には対因療法(原因を整える)、根本療法(生命力そのものを調える)、があり、量子の二重性を生かして、病的な側面と反対の“元気な側面”へ導くアプローチを取ります。
これは、波動・エネルギー・気の働きへ干渉し、ミクロの乱れを整えることで、結果としてマクロ(症状)が改善するという考え方です。
◆ よりよい健康人生のために
人間の生命には、目に見えるマクロ世界、目に見えないミクロ世界が相互に働いています。
両方の世界の法則を理解すると、身体の変化がどこから来ているのかが見え、よりよい健康人生を築くための確かな指針になります。
● マクロ世界 ― 五感で感じる生命、身体の動き、脈、呼吸、食欲、睡眠など、私たちが日常で直接感じ取れる世界です。
ここには、古典物理学、因果関係(決定論)、が働き、「原因があれば結果が生まれる」という明快な法則が支配しています。
● ミクロ世界 ― 目に見えない生命の働き、細胞、遺伝子、量子レベルの振動やエネルギーなど、肉眼では捉えられないほど小さな世界です。
ここでは、量子力学、不確定性・ゆらぎ、確率の法則といった、“揺らぎながら調整する世界”が動いています。
● 2つの世界をつなぐ東洋医学の視点
東洋医学の「陰陽」「気」は、マクロの身体の変化と、ミクロの微細な変動をまとめて捉える知恵です。
『黄帝内経』の「治未病」は、ミクロの変化を早く察し、マクロの病へ進まないよう調えるという哲学に基づいています。
生命の構造をたどると、最小のミクロ世界から、私たちが感じ取るマクロ世界へと広がっています。つまり、身体に起こるマクロの問題は、多くがミクロの乱れから始まります。ミクロの世界を正しく理解し整えることで、問題は根本から解決しやすく、その結果、治療の効率も経済性も高まります。
私自身、若い頃は西洋医学を学びましたが、臨床で患者さんを診ていく中で、ミクロの乱れ(気・経絡・エネルギー)を整える中国医学の有効性を実感し、現在はその実践を中心にしています。身体の状態が整えば、症状が改善するまでの時間が早く、方法もシンプルであることを日々感じています。
◆ ミクロとマクロをつなぐ ― 量子力学の視点
量子力学には「二重性」(粒と波)という独特の性質があります。
生命も同じく、元気で整った“健康の側面(波)”、乱れが起こった“病的な側面(粒)”という二面性を持ちます。
身体が良い状態なら、その流れを続ければよい。しかし、病的な状態になれば、そこに「病名」が与えられ、治療という行為が必要になります。
西洋医学は対症治療に優れていますが、中国医学には対因療法(原因を整える)、根本療法(生命力そのものを調える)、があり、量子の二重性を生かして、病的な側面と反対の“元気な側面”へ導くアプローチを取ります。
これは、波動・エネルギー・気の働きへ干渉し、ミクロの乱れを整えることで、結果としてマクロ(症状)が改善するという考え方です。
◆ よりよい健康人生のために
人間の生命には、目に見えるマクロ世界、目に見えないミクロ世界が相互に働いています。
両方の世界の法則を理解すると、身体の変化がどこから来ているのかが見え、よりよい健康人生を築くための確かな指針になります。
2025-11-16



