陶氏診療院

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日本で見えない数字
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近年の日中関係は、アメリカとの経済貿易戦争の影響もあり、徐々に冷え込んできました。そのため、日本国内での中国に関する報道は、マイナスなニュースに偏りがちです。例えば、中国の高速鉄道は過去15年間で総延長4万kmを超える巨大なネットワークに成長しましたが、「急成長の影で幽霊駅が出現」といった報道が目立ちます。

では、現在の中国の本当の姿はどうなのでしょうか?実際に現地を訪れてみないと分からないことも多いですが、現状と問題点をしっかり把握しておくことで、偏らずに見ることができるでしょう。

ここで、日本ではあまり知られていない中国の数字をいくつか見てみましょう。

現在の中国の工業総生産額はG7全体の総額に匹敵します。中国は世界の工業総生産額の35%を占め、G7(アメリカ、カナダ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア)が33%、その他の国々が32%です。

また、中国は世界一の高速鉄道、高速道路、超高電圧(UHV)、発電量、新エネルギー発電、スマートカーを持つ国でもあります。日常的に停電することも、過去の話になりました。

中国国内の治安も良好で、どこに行ってもホームレスをほとんど見かけないほどです。

もちろん、急速な発展には問題も伴います。例えば、富裕層が急増する一方で、貧富の差が広がっています。しかし、貧困層の人口は確実に減少しています。

今後、日本が経済発展を目指すのであれば、中国との友好関係は不可欠でしょう。日中関係は経済だけでなく、文化や政治面でも深まっていき、人類の平和を目指して両国が協力し合うことが期待されます。
2024-09-02