陶氏診療院

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カリフォルニア州のイメージ
三年連続でアメリカを訪れました。訪れたのはすべてカリフォルニア州で、ロサンゼルスに二回、サンフランシスコに一回行きました。その際、周辺のサンディエゴやサンタモニカにも足を延ばしました。印象に残った点をいくつか挙げます。

まず感じたのは、車の多さです。常に渋滞気味で、特に野球のシーズン中は試合のある日に渋滞が日常茶飯事となっていました。アメリカの高速道路は無料で、車線も多く、皆さんスピードを出して走るため、慣れないと怖く感じます。車線変更も頻繁で、無人タクシーはロサンゼルスでもサンフランシスコでも、基本的に市内だけを走っています。

物価の高さにも驚きました。昼食のハンバーガーが21ドル、ショッピングモールで食べたブラジル料理は41ドル、韓国焼肉店で子どもを含む6人で食事をしたところ、なんと460ドルかかりました。日本円に換算するのもためらわれるほどで、日本の感覚では非常に疲れてしまいます。自然史博物館の入場料も18ドルでした。

さらに、娘が借りたコリアタウンの1DKの部屋の家賃は、駐車料金込みで月2200ドルもしました。一方で、学校の学生寮での4人シェアの部屋は月1100ドルです。こうした住宅費の高さも、アメリカで生活する上での大きな負担だと感じました。

都市のインフラや道路の状態は全体的に古びており、車がスピードを出すため、道路の凸凹が余計に気になります。日本の整備された道路と比べると、その差は歴然で、運転していると疲れます。

また、人々の体形からアメリカ社会の健康問題を感じました。カリフォルニア州はメキシコ系の方が多く、体格の大きな人が目立ちます。観光地でもモールでも、「これぞアメリカ」というような体形の方が多く見られます。そうした感想を口にすると、子どもから「アメリカではそういうことは言っちゃだめ」とたしなめられました。じろじろ見るのもNGです(笑)。我々の倍以上あるような大きな顔を見ると、思わず驚いてしまいました。

一方、5月のロサンゼルスの気候は最高でした。気温は15〜25度で、滞在中の一週間はほぼ晴天でした。高く青い空、広大な土地を車で走り抜ける爽快感、市内にある高級住宅街の高いヤシの木や整備された緑地は、とても心地よく感じられました。

また、博物館の多さや観光地の充実ぶりも印象的で、旅行の目的地としてはとても魅力的です。

アメリカ社会とはまだ深く関わったことがないため、表面的な印象しか持っていません。治安については子どもたちから「あまり良くない」と言われ、自分としても長く滞在したいとは思いませんでした。
2025-05-29