陶氏診療院

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診療院のシンビジウム
「シンビジウム」とは、シュンラン属に分類される種の総称です。日本では、東南アジア原産の自生種を品種改良して作られた洋蘭の仲間を指します。寒さに強く育てやすい上に、大ぶりで見ごたえのある花を咲かせるため、シンビジウムは冬の花贈りの定番として人気を誇ります。

赤塚グループでは、FFCテクノロジーを活用した植物のクローン技術を用い、元気なシンビジウムを育て、さまざまな品種を生み出してきました。毎年私の12月の誕生日には、赤塚グループから満開の美しいシンビジウムが届けられます。十数年の間に、多くのシンビジウムが集まり、診療院の中に彩るようになりました。

これまでに、シンビジウムを好む患者さんへ数株をお分けしましたが、診療院に残っている品種の名前としては、「愛子さま」「ななつぼし」「マリアージュ」があります。

診療院の環境は、シンビジウムが見事に咲くのに最適で、花々を眺めながら一足早く春の訪れを感じ、幸せな気分に満たされます。患者さんが来院するたびに、その花びらに触れていただきたいと思っています。しっかりとした花びらの感触を確かめることで、FFCテクノロジーの力を実感し、花と同じように元気をもらえることでしょう。時には、花の茎についた蜜を舐めることもあります。その甘さこそ、シンビジウムが元気に育っている証拠なのです。
2025-02-14