陶氏診療院

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「健康診断書の見方教えます!~あなたの身体は大丈夫?~」
9月17日、北地区会の9月例会で、同友会札幌支部経営厚生労働委員であり、白石・厚別地区会員、そして「ココロとカラダの保健室」の代表である濱岡夕子保健師による講演が行われました。

講演では、健康経営に関する話から始まり、社員の健康管理について語られ、健康診断書の見方について詳しく説明がありました。健康診断は生活習慣病の検査であり、体格検査(肥満チェック)、血圧検査、血液検査(貧血、肝機能、脂質代謝、糖代謝、腎機能など)を含みます。異常が見つかった場合、1か月以内に再検査や精密検査を行う必要があり、血管の詰まり状態を四段階(0%、25%、50%、75-90%—救急車を呼ぶレベル)で説明しました。

健康診断結果を理解しても、会社や家族に言われても生活習慣が変わらない場合、医師や健康保健師、産業医などの指導が必要です。日本労働研究雑誌によると、一人の社員の体調不良によって年間100万円の経済損失が生まれ、日本ではうつ病による経済損失が7,700億円、自殺を含む経済損失は2.7兆円に達しています。

経済損失だけでなく、体調不良は本人に苦痛をもたらし、家族や周囲にも健康に悪影響を及ぼします。体調不良を予防することは、事前の予防政策が重要です。濱岡講師は、食事や生活リズムについて具体的な道具を使いながら説明し、宴会時の過食や暴飲暴食の実態をわかりやすく説明しました。

「札幌を元気に!北海道を元気に!」という目標で、濱岡講師はさらなる努力を続けていくと述べました。また、メンタルヘルスについての無料セミナーも実施しています。詳細は「ココロとカラダの保健室」のHPで案内がありますので、ぜひ参考にしてください。
2024-09-20