陶氏診療院

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お互いの元気を確認する
両親が日本に来る際、最も挨拶したいのは、32年前に私の留学のため身元保証人となってくださった小樽の船橋社長一家です。

32年前、上海でお菓子の小豆餡を生産する合弁会社を経営していた北海道商事株式会社の船橋社長との縁があり、私と弟の日本での勉強のために身元保証人になっていただきました。1992年11月10日に初めて東京経由で北海道に来ました。小樽にいる船橋社長の自宅に一週間滞在し、その後札幌の学校の近くに部屋を借りて札幌の学校に通いました。正月にはほとんど保証人の家で過ごし、楽しい留学生活を送りました。船橋社長は私にとって日本のお父さんでもあります。両親が日本に来ると、必ず挨拶に伺います。

船橋社長は88歳の時に「ピンピンコロリ」で、現役時に他界されました。両親も来日するたびに、社長宅の仏壇に線香をあげ、感謝の気持ちを表しています。

今年は父が90歳、船橋社長の奥さんも90歳で、お互いの健康を確認し、これまでの楽しい交流や近況を語り合い、楽しい挨拶を行いました。元気な90歳の年長者の前で、子供たちの楽しい交流は何より安心のひとときでしょう。
2024-06-08