陶氏診療院

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アジア丸のタグボート*
カテゴリー 日本
毎週倫理法人会のMS(モーニングセミナー)で、資料として「今週の倫理」があります。2015.1.3-1.9の今週の倫理は二代目倫理研究所の会長丸山竹秋氏の文章「アジア丸のタグボート」です。

新年の初回の話に合う内容:先を見る、先を計画するため、地球のレベルから日本の立場まで、考えていました。地球のため、第一はゴミ掃除から政治家や企業家のリーダー達に呼びかけました。第二はアジアのため中国の成長が無視できないことです。第三は日本として、「このような偉大なアジアという巨船に対して、日本はそのタグボートの役割を背負うべきである。アジアという大巨船(アジア丸)はいかに共栄繁栄し、いかに地球全体の健全発展に貢献すべきか。日本は世界中の港への曳き船、押し船であるべきだ。これはもちろん難問である。アジアのリーダーなどと威張ってはいけない。日本人は、もっと自国の文化を充実させ、その品格品位を高めつつ、まずアジアの諸民族に尽くすべきである。(月刊『新世』一九九六年二月号より)」と書いていました。

日本の現在、未来、自分の居場所と役割がぴったりした「アジア丸のタグボート」の例えに、思わず拍手しました。

倫理研究所の二代目の会長、1996年に書いたことは、今でも生かして欲しいです。ものの見方の凄さが文書を読んでいるうちに、じわじわ感じます。これからも倫理研究所の考えがもっと日本の未来に助言をし、役に立てれば、幸せなアジア、世界になりますようにお祈りします。
*タグボート(Tugboat)は、船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船。引船、曳船(ひきぶね・ひきふね、曳船はえいせんとも)、あるいは押船(おしぶね)と言う。
2015-01-12