陶氏診療院

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倒産の危機を乗り越えた企業の実話
カテゴリー 日本
北海道同友会札幌支部地区会の経営問題研究会、12月例会は会員ミユキコーポレーション(株)岡田邦宏社長の会社で、岡田社長の経営問題を提供し、例会を進めました。

岡田社長の会社が同友会に登録するのは(有)ミユキ興産です。今に使った会社の名前の由来を説明しました。

実は平成23年1月15日、会社で人身事故が発生しました。なんと賠償金請求は2億2072万7807円でした。その金額は賠償能力がないので、会社は倒産の危機を迎えました。

または、損害額が確定するまで(平成25年12月まで)、会社の利益は損金にならない理不尽な事も悩みました。

損害責任と損害額を確定するため、二年以上苦労して、会社が倒産しないで、社員を養う為にやむを得ず会社名を変え、最後に損害額を和解して、4000万円以内ですむようになり、会社を守りました。

その会社の死活問題を経験して、会社下請けする時の契約、相手会社の保険を掛けているかどうか、または責任額の分担方法まで、細かいところで語り合い、とても参考になりました。

参加者は保険業界の藤田さん、個人企業で、職人を雇う秋山社長、大和社長、白木社長と陶院長を含め、六人は生々しい事故の処理と予防策を検討し、中小企業を守るポイントを整理しました。

なかなか聞けない企業の裏側の話し、経営問題研究会で深く掘り続け、過去の経験を未来に生かすように、会員同士の勉強研究成果が上がります。

次回の例会は1月20日、今までの例会の内容を含め、情報交換会です。皆さんの参加をお待ちしております。
2014-12-17