陶氏診療院

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「長い人生苦もあれば楽もある」
カテゴリー 日本
1月31日、札幌市倫理法人会第1365回経営者モーニングセミナーで、講師北海道倫理法人会 普及拡大委員長、法人レクチャラー、 (株)ネクシス光洋代表取締役寺林修氏が「長い人生苦もあれば楽もある」を講話しました。

去年5月、寺林氏は「鏡」をテーマに、同じ会場で講話をなさいました。寺林氏は今年で55歳になりますから人生の半分が過ぎたということになりますが、人生100歳としてまだ半分は、あります。もし世の中、いい事と悪いことのバランスの取れた人生であれば、いいことは誰でも喜んで受けると思いますが悪いことならどうするでしょうか。逃げることは出来ないから、受けるしかないですよね。ただ、この受けるときの気持ち次第で結果が違ってくるのだと寺林氏は自分の経験を語ってくれました。

今の会社の入社二年目、社長に就任するも、保証人になっていた人が前会長との付き合いで保証人となっていたので、新社長とは縁がないから保証関係を解除すると言い出しました。「はい」と返事はしたけれど、後で2000万円の資金返済のことが分かり、会社の株半分500万円譲って払ったので、自分の資金は底をつきました。友人や親戚から借金を取り付けるのにも苦労しました。そんなある日、今度は自分が入社する前の測量のデータに付いてクレーム発覚しました。クレーム処理に200万円掛かったのに収入は当然何もありませんでした。それでもクレーム処理の真面目さが認められ、仕事の注文が入るようになり、どんどん大きな収入の仕事を任されるようになっていきました。

仕事はなんとかそのような状況になったもののそんな折、20歳の息子なくなったのです。なにより一番辛い出来事でした。「なぜ?なぜ?」と自問する日々が訪れました。妻は同じ職場で働いていましたが、昼こそは元気で笑顔で過ごしていますが、夜自宅に戻ると涙と自責の念にかられます。その様子に寺林氏はさらに辛くなりました。そんな時に倫理指導を受け、先祖の色々な社会への「負債」を息子が断ち切ってくれたのだと教えて下さり、前向きな気持ちになりました。

倫理の教え:「苦難は幸福の門」を、実体験で理解することができ、北海道倫理法人会普及拡大委員長として、倫理の勉強で受けたすばらしさを、仲間に伝え倫理の仲間が増えるように、仲間と一緒に楽しい人生を送りたいと思います。
2013-02-01