陶氏診療院

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「女性目線の仕事の仕方」
カテゴリー 日本
2/7、札幌市倫理法人会第1365回経営者モーニングセミナー、(株)D&C代表取締役高橋恵氏が、「女性目線の仕事の仕方」の講話をしました。

2000年に北海学院建築学部を卒業後、アトリエ・デザイナーを目指して飛島建設株式会社へ入社し、建築現場やアトリエテンマのD-CREATEチーフデザイナーなども経験。2005年D&Cを設立してフリーライスとして活躍しています。従業員の時には、朝9時から夜12時まで働いたこともありましたが楽しかったそうです。責任者になってからは、楽しさというよりも、任されている仕事への責任感やお客さんの満足度などに注意をむけていることが多いそうです。

店舗中心に住宅・病院などのインテリアをデザインし、クラブや飲食店、新千歳空港内のテナント5軒、加森観光など多数実績があり、講話中スライドで高橋氏が設計した店内写真を見させて頂きましたが、とても可愛く美しかったです。

女性が独立して仕事をするのは想像以上に大変なんだそうです。例えば仕事のクライアント(経営者・オーナー)はほとんどが男性ですが、買い物の決め手は女性です。又、お店の商品は勿論、レイアウトなど常に何かを「見て選ぶ」のは女性の特権とも言われています。女性の目線と視点で、クライアントの目的と合わせて、仕事を進めていきます。

仕事で、何回でも自分の設計がクライアントからクレームが出る場合もあります。でも、女性の目線と視点で、女性従業員の意見を旨く巻き込んで、クライアントの客の反応と会社の未来を語り納得して頂き、結果として好評価を受けた事もありました。女性の口コミパワーは男性の三倍です。女性をお客さんにする店なら、女性の好みと心を掴む設計が必要です。高橋氏は女性のパワーを全開にしてインテリアをデザインし実績を積み重ねてきました。現在、年に20件の設計の仕事を手掛けています。彼女の目標は北海道らしい、可愛く、美しいインテリアデザインを発信する事です。北海道でたくさん花が咲きますように。

とても勉強になる講話でした。日本の女性パワー、実感しました。
2013-02-07